作者 みづほ・H
12月12日、今年度の“ふれあい自主研修”として埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路地底探検ミュージアム龍Q館へ行って来ました。
当日は11月の気温でといわれる程暖かく雲一つない晴天で、総勢26名で出発しました。バスは関越道から外環、東北道とスムーズに進み10時前に春日部に到着。
12時30分いよいよ龍Q館見学です。首都圏外郭放水路は低地に広がる中川、綾瀬川流域の浸水被害を軽減する為に建設された地下トンネル型放水路で、流域の中,小河川が溢れだす前に地下トンネルへ誘水して江戸川へ放流する施設です。
平成5年に着工し、18年に完成しました。通水開始以降毎年5から10回程度稼働しておりむかしからの浸水被害地域を守り続けています。
見学については厳しい注意事項があって、参加条件から服装履物のチェック迄クリア、長圧水槽への106段の階段を下ります。途中から少し寒い感じで降りた処には太い柱が林立するコンクリートの空洞が広がっていました。まるで古代の神殿にでも立った感じです。平成20年夏の集中豪雨の時は1200りっぽーメートル排水したそうです。これは日本全国の小学校のプールの水を集めた量とほぼ同じとか!大量の水が満杯になった処を想像すると怖いようでした。
また106段の階段を上って外へ出ると午後の太陽が一面の野原に輝いていました。
帰路も順調で予定より早く着きました。なかなか見られない処を見学出来て良かったという想いと、手続きや規則など面倒な役所を相手に計画を進めて下さった施設部リーダーさんに有難うお陰さまでと申し上げます。
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