作者 陽だまりベンチ
「この記事だけどさ」と、ふれあいニュースを差出ながら、Sさんが話しかけてきた。
運営委員会ニュース139号に掲載された記事
携帯のベルが鳴った♪
「今日は楽しかった有難う、来月の練習にお友達を連れて行っても良いかしら?、練習の帰り今日の事友達に話したら是非参加させてと頼まれたの、友達はふれあい会員では無いけどどうかしら?」
「楽しむ会は障害有る無しに係わらずSTTに興味持つ所沢市民なら誰でも歓迎、今は月1回開催だけど人数が増えても回数増やしていくから大丈夫、皆でSTTを盛りあげて行きましょう。」
岩倉さんは病気、家庭のトラブルが続き3年前からお休みしていたそうですが、ふれあい誌に載った私のSTT応援キャンペーン記事に共感、今回の練習に来てくれました。
私と三木さんで始めたSTT楽しむ会、最初は富田さんしか参加がなく先行き不安でしたが、3回目の今回は練習場が一杯になるほど大勢来てくれました。
心地よい汗をかき満足気な笑顔に私の不安は何処かに吹っ飛んで行きました。
次回開催 12月20日(火)10:00 ~ 12:00 社協306号室
「この文章とふれあい誌の表紙は、ふれあいがSTTを応援しているみたいで困るんだけど!」とSさんが苦情を言って来た。
「ふれあいの日に行われたダイエーでのお買い物の帰り、渡部さんからSTTの試合に誘われ編集部の色川さんと私そして藍澤さんが応援に行き。
渡部さん達の熱心なプレイに感動!、感想文をふれあい誌に投稿、以来機会有るごとにエールを送る記事を書き続けているけど、何か問題でも?」
観戦感想文
7月31日さいたま市で開催されたSTT埼玉大会女子の部で渡部さんが優勝2位は富田さん、関東大会に進出が決まった瞬間の笑顔が素敵でした、練習のお手伝いをしている私も自分の事の様に嬉しくなります、有難う!
ふれあい編集部が障害有る無しに係わらず、誰もが一緒に楽しめるSTTの普及を応援しています。貴方も一緒に応援しませんか?
貴女はふれあいで承認されていないから、取り消しの訂正文を私に書けと云うの?
“ふれあい76号記事の訂正とお詫び
ふれあいはSTTの普及は応援していません、ふれあいはSTTとは係わってはおりません。”
「もしこんな訂正文を掲載したら、読者はどう感じるかな?」
「私もそう思うよ」と隣りにいた会員さんが私に賛同。
「Sさん、貴女はガイドヘルパーも兼務しているから仕事が増えて良いよね、でもガイドボランティアだけの私は仕事が無くなるかも知れないのよ」、
「介護保険制度が変わりガイドボランティアの仕事はガイドヘルパーにお願いするからと社協に言われ、もう障がい者さんのお世話出来ないんだとショックだった、本当はガイドボランティアもガイドヘルパーへ移行出来る様社協がフォローして欲しいけど、でも日向さんがSTT楽しむ会を立ち上げてくれたので喜んでいるのよ!」と援護してくれました。
その後、障害者さんのお世話役の玉津島さんからもSTT楽しむ会を立ち上げた事についての、感謝の原稿が届き気持ちが晴れました。
玉津島さんから寄せられた手紙
私たち視覚障害者はとかく運動不足になりがちで、困っております。そんな私たちにとって卓球(STT)は、楽しく体を動かせる唯一のスポーツです。
今年の2月には所沢社協の3階に卓球台を備えた卓球室を作っていただき私たちは大喜びで使わせていただいています。そんな中、ふれあいのボランティアさんの一人が、交流を目的としただれもが楽しむ卓球サークル“STT楽しむ会”を立ち上げてくださったのです。視覚障害者4・5人と健常者5人くらいで毎月やっています。 障害者・ボランティア関係なく、お互いに楽しむサークルはとても楽しく、やっているうちに「負けず嫌いの性格」も垣間見えてみんな真剣に取り組みます。
私たちは社協に出かけるのも福祉タクシーを利用しているのですが、そのタクシー券も3年前から激減してしまい、困っていたところ、サークルメンバーのボランティアさんが私たちの自宅から社協への送迎もしてくださって本当に何の心配もなく、社協で楽しく卓球ができるので感謝でいっぱいです。 視覚障害者の卓球(STT)にご興味がおありでしたら、ぜひご参加ください。そして私たちと一緒に楽しみましょう。“STT楽しむ会”が風に乗って世界中に広がったら嬉しいです……
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