2011年7月27日水曜日

ガイド部自主研修 S君がいた!

作者 勝也・T
6月14日ガイド部では2011年度の自主研修を行った。部員26名中の参加者は15名。午前10時、全員が集合したところで、2階の教室に案内された。
沢山のカラー写真があるパンフレットが配られた後、ビデオによる施設の概要の説明を観た。
所沢以外にも国立障害者リハビリティションセンターは全国に7か所ある。しかし、
広い敷地に総合的ですべてが完備されているところはここだけである。医療(診療科目は14)、自立支援・生活支援(生活訓練・職業訓練)、研究所(技術と機器の開発)、学院(先端的・指導的専門職の育成と研修)、そして国際協力である。
施設は病院、訓練棟、研究所、学院、宿舎、体育館、プール、陸上競技場、そして自動車学校まである。文字通り何から何まで完備されている。
さて、ビデオが終って、現場へと出発した。大きく言えば、2種類の施設に案内された。職業訓練するいくつかの部屋と病院のリハビリの部屋である。
職業訓練棟は人が少なく、廊下は広く明るい感じ、黄色と青色の2種類の壁にはすべて手擦りがある。大きな字で「1丁目」「2丁目」と「4丁目」まで表示がある。各教室のドアには必ずガラスの部分があって、中の様子が見える。そのガラスの向こうに、ガイドしたこともある懐かしいS君がいた。真剣にコンピューターに向かっている。私は手を振りかけたが、止めた。障がいがあっても一人で入れるお風呂、いろいろな工夫をこらした風呂も見学した。
最後に、病院に移動した。見学したのは主にリハビリティーションの部分である。リハビリ用のプール、様々な種類のリハビリ器具、上り下りの階段、車椅子、平行棒、マット。障がい者もそれを支援する職員も真剣に治療に取り組んでいる。
いつも横を横目で眺めている国リハ、今日からはぐんと近しくなった。
お世話くださった自主研修のグループの皆さん、暑いなか、ありがとう。

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