女の意地の張り合い

作者　陽だまりベンチ
航空公園駅で三木さん他３人を乗せ、関越，外環を疾走したステップワゴンが到着した森のレストランはあいにく閉まっていた、近くのココスで昼食を済ませ龍Ｑ館へ集合時間ちょっと前に入ったが当日の見学予定者が既に一杯の為地底探検は出来ず、ビデオと説明のみでした。
時間が余ったので、
帰りは花田公園と盆栽美術館に寄る事になり、車載ナビのゴリラを再設定するが反応しない、仕方無くポケットからスマホを取り出しアンドロイドナビを立上げ出発して暫くすると次の交差点を右に曲がって下さいと行ったとき、突然目覚めたゴリ嬢が新人のアンちゃんにしっとしたのか先週末行った朝霧高原を目的地に、次の角を左とアンちゃんの指示を打ち消した。
彼女のヤキモチに気づいた助手席の増崎さん「朝霧高原良いですね！、今度連れって行って」と相づちを打っていたが、ことごとく対立する二人のナビ嬢の意地の張り合いに壁壁して車が浦所街道に入ると「私、渋谷での用事思い出した柳瀬川駅で降ろして！」と言って、戦線から離脱していきました。